ST-2100ジャイロスコープロボットは、ST VIDEOが7年間かけて独自に開発した自動追尾カメラシステムで、移動、昇降、パンチルト制御、レンズ制御などの多彩な機能を統合しています。リモートヘッドはジャイロスコープ安定化システムを採用し、最大30kgのペイロード容量を備え、様々な放送用カメラやカメラの設置・使用に対応します。このロボットドリーは、スタジオ番組制作、文化番組やバラエティ番組の生放送などに適しています。ST-2100を使用すれば、カメラの昇降、パン・チルト、シフト、フォーカス・ズームを一人で簡単に制御・実行できます。カメラの位置と変位データの出力機能を備え、VR/ARスタジオにも使用できます。

比較すると利点となる機能

ジャイロスコープを搭載した安定した3軸電子制御リモートヘッドにより、パン、チルト、サイドリテーニングがより安定してスムーズになります。システムは自動制御と手動制御の両方に設定可能で、カメラ変位データ出力機能も搭載しており、VR/ARスタジオとの連携も可能です。また、速度、位置、加速などをプリセット設定できます。自動操縦で自在に制御できます。

構成と機能

ST-2100 ジャイロスコープ ロボットは、ドリー、台座、ジャイロスコープ リモート ヘッド、コントロール パネルなどで構成されています。高強度アルミニウム合金で作られており、外観が優れています。ドリーは 3 方向位置決めトラック移動モードを採用しており、2 セットの DC モーター同期駆動サーボによって動きがバックアップされ、スムーズに動作し、方向を正確に制御します。リフティング コラムは 3 段階同期リフティング メカニズムで設計されており、リフティング移動量が大きくなっています。また、マルチポイント位置決めが採用されているため、コラムのリフティング動作がスムーズでノイズが少ないです。ジャイロスコープ ヘッドは U 字型構造設計を採用しており、最大 30KGS の重量に耐えることができ、さまざまな種類の放送用カメラやカメラの設置と使用に対応できます。コントロール パネルから、カメラの昇降、パン/チルト、シフト、サイドローリング、フォーカス/ズームなどの機能を簡単に制御できます。変位データ出力機能を備え、VR/AR スタジオで使用できます。走行速度を20段階のプリセットポジション、プリセットスピードアップなどから選択できます。また、手動でのコントロールも可能です。オートパイロットで自由にコントロールできます。